ご依頼の経緯
愛知県名古屋市に住む男性から「自宅ガレージに置いてある物が何度も盗まれる」とのご相談をいただきました。
お話をお伺いしたところ、1週間に数回の頻度で自宅の物がなくなっており、防犯カメラを取り付けたところ、面識のない男性が自宅の壁を乗り越えて敷地内に侵入し、ガレージの物を盗んで出ていく様子が映っていたとのことで、実際に映像を確認させていただきましたがその様子がはっきりと映っており、住居侵入と窃盗の証拠として十分ではあったものの、相手がどこの誰かわからない為、警察に相談しても「現時点では動きようがない」と言われてしまったようです。
調査経緯
侵入される頻度は1週間に1.2回だった為、連日張り込みを行い窃盗犯の侵入を確認した後、すぐに警察に通報し、警察が間に合わなかった場合はこちらで窃盗犯を尾行して自宅の特定もしくは足止めを行うという方法をとることにいたしました。
早速張り込みを行ったところ、ご依頼者様の自宅前からガレージ内を覗き込む不振人物を確認、防犯カメラに映っていた窃盗犯と同一人物であることを確認して注視していると壁を乗り越えて侵入していくのを確認しまずは警察に通報しました。
窃盗犯逮捕
警察が現場に到着するのが先か、窃盗犯が依頼者様宅から移動を開始するのが先か、現場を見張っているとパトカーが到着。
こういう時に無能な警察官だとサイレンを鳴らしながら現れるのですが、今回はしっかりサイレンを消して現れてくれました。
現場と警察署が近いこともあってわずか数分で到着してくれたおかげて窃盗犯はまだ出てきていません。
こちらも警察官と合流しご依頼者様敷地内を捜索したところ、敷地内の物陰に隠れている窃盗犯を発見、そのまま不法侵入及び窃盗未遂で現行犯逮捕されて警察署に連行されていきました。
その後の経緯
その後、私も警察署に行き2.3時間聞き取りを行いながら調書の作成に協力し、その日は解放されました。
後日、窃盗犯は盗んだものを売ってお金にすることが目的ではなくコレクション目的だったらしく、盗まれたものは売られずに窃盗犯の自宅に残されていたので無事にご依頼者様の元に返ってきたそうです。