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事件概要記事
今回ご紹介する探偵関連の事件はこちらです。
十和田署は12日、住居侵入の現行犯で八戸市新井田館下、探偵業社W容疑者を逮捕した。調べではW容疑者は同日 9時20分頃、十和田市西21番町の会社員男性方で乗用車に取り付けた位置情報発信機を外すため、敷地内に侵入した疑い。不審な動きをするW容疑者を男性が発見し近くの路上で取り押さえた。
同署に拠ると発信機は携帯電話で位置を確認できる市販の装置で、W容疑者が以前、探偵業務のために車の底に設置した。同容疑者は容疑を認めているが、業務内容については黙秘しているという。
北東北地区の探偵業者で構成、W容疑者も加盟するTH調査業協会のS氏は、「依頼者が頼まれた業務でやむを得ない特殊な例であり窃盗などを目的とした侵入ではない」と文書でコメントした。
探偵コメント
探偵が調査手法のひとつとしてGPSを使うことは実際にありますし、取り付け時に適切な場所や方法を行っていなければこの事件で調査業協会の方も言われている通り探偵業務では起こりうるものではあります。
不法侵入になることを認識して取り付けや取り外しは別の場所で行ったり依頼人に取り付けてもらうなどの対策が考えられます。
同業者としては今回逮捕された探偵も悪意を持って事件を起こした訳ではなく、窃盗や詐欺目的ではないのでかばいたくなる気持ちも分かります。
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