事件概要記事

今回ご紹介する探偵関連の事件はこちらです。

関西電力(大阪市北区)の顧客情報を外部に不正に売却していたとして、愛知県警は29日、関電子会社の「かんでんCSフォーラム」(同市中央区)契約社員、S容疑者(43)(大阪府枚方市茄子作なすづくり)を不正競争防止法違反(営業秘密侵害)容疑で、探偵業、Y容疑者(39)(同府茨木市小柳町)を同法違反教唆の容疑でそれぞれ逮捕した。

S容疑者は「金が欲しくてやった」と供述、矢木容疑者も容疑を認めているという。 地域の居住者をほぼ網羅している電力会社の顧客情報が、意図的に外部に漏らされていた実態が明らかになった。発表によると、五月女容疑者は顧客情報の管理システムにアクセスし、今年6~8月、大阪市内の保育士の30歳代女性ら契約者2人の氏名などを不正照会して、矢木容疑者に1回5,000~10,000円で売却した疑い。 関電などによると、S容疑者は2004年10月から関電のコールセンターで勤務しており、顧客からの料金や契約内容の確認の際、専用の端末から顧客情報を閲覧していた。

関電が電力を供給している契約数は、大阪、京都など9府県の計約1,351万口(法人含む)。S女容疑者は、全ての顧客情報にアクセスできる権限を持っていたという。 S容疑者は、09年4月に夫の浮気調査を依頼したことでY容疑者と知り合った。 県警は、この頃からY容疑者に持ちかけられて情報漏えいが始まったとみて、漏えい件数などを調べている。

探偵コメント

今回の事件は関西電力の子会社社員が顧客情報を探偵に漏洩して逮捕されたという事件です。

他のニュースでもガス会社・携帯会社・ハローワークなど様々な企業や施設が個人情報の漏洩が度々取り上げられていますが、一社員が個人情報を持ち出せるような管理方法を取らない、漏洩した場合に備えて流出経路を特定できるようにしておくなどの対策が必要となります。

また、探偵側も不正な個人情報の入手を行わないように心がけることは探偵業を営む上で必要不可欠となります。

総合探偵社フリースタイルグループでは他の探偵社数社と共に【優良探偵社認定協会】として優良な探偵の育成や探偵業の適正化・健全化を目指して活動しております。

優良探偵社認定証