探偵装い「浮気調査もみ消しに３０万円払え」

今回ご紹介する探偵関連の事件はこちらです。

探偵を装って現金をだまし取ろうとしたとして、稲敷署は２７日、詐欺未遂の容疑で、茨城県美浦村役場の障害福祉係長、M容疑者（４４）＝同県土浦市右籾＝を逮捕した。容疑を認めているという。

逮捕容疑は知人である美浦村の４０代の女性会社員に探偵を装い、「浮気調査で把握した調査結果をもみ消せる。３０万円払ってほしい」などと複数回、電話やメールで嘘の連絡をし、女性会社員から現金をだまし取ろうとしたとしている。

稲敷署によると、女性が１２月初旬に同署に相談。２６日午後８時ごろ、ＪＲ土浦駅周辺に現金を受け取りに来た宮本容疑者を張り込んでいた同署員が身柄を確保した。

ということで、今回の件は探偵業者ではなく探偵になりすました男性が浮気を揉み消すためと言って金銭を要求したという事件ですが、探偵業法が施行されて取り締まりが強化される以前は探偵による｢調査対象者｣への揉み消しや金銭要求はあったという話も聞きます。

現在営業している探偵社ではそんなことをしているところはないと信じたいですが、探偵社側が調査対象者に揉み消しや金銭を要求することはあり得ませんので、もし何らかの弱みを握られた相手からそういった要求をされた場合はすぐに警察に相談してください。