事件概要記事

今回ご紹介する探偵関連の事件はこちらです。

携帯電話の顧客情報漏えい事件で、不正競争防止法違反に問われたNTTドコモ子会社の元派遣社員S被告(42)(東京都立川市)の判決が5日、名古屋地裁であった。室橋秀紀裁判官は「顧客情報を得られる立場を悪用し、刑事責任は軽視できない」と述べ、懲役1年8月、執行猶予4年、罰金100万円(求刑・懲役2年6月、罰金200万円)を言い渡した。判決は、S被告が探偵業者に顧客情報の売却を持ちかけており、「規範意識の鈍麻は明らか」と指摘する一方、罪を認めて反省していることから「刑の執行を猶予する」と述べた。判決によると、S被告は2010年10月~11年10月、ドコモ子会社の端末を使って顧客3人の自宅の電話番号などの情報を不正に取得し、探偵業者にメールで送信した。

探偵コメント

探偵業者に限ったことではありませんが、個人情報の取り扱いに関してはこのような問題が多発したことから時代の移り変わりと共に厳しく管理されるようになり、罰則や法律も施行されてきました。

正当な事由なく違法な手段で個人情報を探るような行為は依頼した側も罰せられる可能性がある為、探偵業者やデータ業者への依頼は違法性がないかどうかしっかりと確認してから行うようにしてください。

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